朝ごはんを豪華にする必要はありません。作る時間も、食べる時間もないからです。変えられるのは、同じ手間で味を上げる部分だけです。

一汁一菜でいえば、要は三つ。味噌、だし、塩。この三つを良いものにすると、具が少なくても、魚が一切れでも、食卓の印象が変わります。逆に、品数を増やす方向は続きません。

ここでは味噌を二本、だしを二本、塩を一本選びました。味噌は甘口と辛口で正反対のものを並べています。どちらが好みかは体質のようなもので、優劣ではありません。だしはどちらもパックで、鍋に落として数分置くだけのものにしました。朝に続けられることを条件にしています。