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香川県の風景(小豆島の醤油蔵)
Food Culture

香川県の調味料

木桶が残った島。

小豆島の醤油蔵Photo: Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0

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ヤマロク醤油 鶴醤
香川県 / 小豆島醤油無添加木桶仕込み長期熟成
ヤマロク醤油 鶴醤
「原料2倍、歳月4年。木桶が育てた再仕込みの深み。」
¥2,386 / 500ml
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鎌田醤油 だし醤油
香川県 / 坂出醤油
鎌田醤油 だし醤油
「寛政元年創業。「だし醤油」を全国に広めた、うどん県の元祖。」
¥682 / 500ml
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小豆島は醤油づくりが四百年続く島です。多くの蔵がタンクへ切り替えるなか、この島には木桶が数多く残りました。桶に棲みついた菌が蔵ごとの味をつくるという考え方が、今も現役で受け継がれています。

島を離れれば讃岐うどんです。いりこでだしを取り、醤油で味を決める。麺が主役だからこそ、つゆの一体感が問われます。だし入り醤油が根づいたのは、この食習慣ゆえです。

香川の醤油は甘いのか

香川の醤油は甘い、とよく言われます。ただし県内どこでも甘いわけではありません。甘口が好まれるのは食習慣のほうで、ちらし寿司に甘く炊いた金時豆をのせる、白味噌の雑煮にあん餅を入れるといった甘さへの親しみが、醤油の好みにもつながっています。

一方で、醤油の産地である小豆島でつくられているのは、甘味料を加えない本醸造の濃口が中心です。うどんつゆには淡口が使われます。つまり香川の醤油には「甘口を好む食文化」と「甘くない本醸造の産地」が同居しています。甘口を探すなら県内醸造元の甘口タイプを、小豆島の木桶仕込みを味わいたいなら本醸造を選ぶ、という分け方になります。

小豆島の醤油はどこから来たか

小豆島の醤油づくりは、およそ四百年前に始まったとされます。大阪城の築城で石を切り出す部隊が、紀州湯浅の醤油を調味料として島に持ち込んだことがきっかけと伝えられています。これに関心を持った島民が湯浅へ渡って製法を学び、島に持ち帰りました。醤油発祥の地とされる和歌山の技術が、瀬戸内の島へ渡ったことになります。

明治期には四百軒ほどの蔵が京都や大阪の問屋と取引する最盛期を迎えました。現在も香川県の醤油出荷量は全国5位で、その多くが小豆島産です。蔵が密集する一帯は「醤の郷(ひしおのさと)」と呼ばれています。

郷土料理と調味料

しょうゆ豆
乾燥させたそら豆を煎り、熱いうちに濃口醤油・砂糖・唐辛子を合わせた調味液に漬け込んだ郷土料理です。江戸時代に始まったとされ、四国八十八ヶ所の巡礼の接待用に煎ったそら豆が醤油の壺に転がり込んだのが始まり、という言い伝えも残ります。甘さと辛さが同居する味付けに、香川の醤油の使い方がよく表れています。
讃岐うどん
いりこでだしを取り、醤油で味を決めます。麺が主役であるぶん、つゆには濃さより一体感が求められます。うどんつゆには淡口が使われることが多く、だし入り醤油が県内に根づいた背景にもこの食習慣があります。

香川県の蔵元・醸造元

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